嗚呼！　やる夫道

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　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 第６３話　　　山小屋　　　　　　　　　　　　　　　　┃
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│　問い ： 冬と言えば、何を連想しますか？ 　 .│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 ／ ノ　　(●)＼
　　　　　　　　 　　 ＿_＿__　　　　　　　 　 ｜　(.／) 　 ⌒）＼　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_＿__
　　　　　　　　　 ／　―　　 ＼　 　 　 　　 ｜　　 （__ノ￣　　 ＼　　　　　　　 　 ／　―　　 ＼
　　　　　　　　／ノ　　( ●)　　 ＼　 　　 　 .＼　　　　　　　　　 |　　　　 　 　 ／ノ　　( ●)　　 ＼
　　　　　　.　｜ ( ●) 　 ⌒）　　　|　　　 　　 　 ＼　　　　　　　/　　　　　　 .｜ ( ●)　 ,　　 　　　|
　　　　　　.　｜　　 （__ノ￣　　　 /　　　　 　 　 　 .＼　　⊂ヽ∩　　　　　　 .｜　　　　　　　　 　 /
　　　　　　.　｜ 　 　 　 　 　 　 / 　 　 　　 　 　 　 /´　 　 (,＿ ＼.　　　 　 .｜ 　　　　　'~　　　/
　　　　　　　　＼＿　　　 ⊂ヽ∩＼　　　　 　　 　 /　　　　　　 ＼. ＼　　　　 ＼＿　　　 ⊂ヽ∩＼
　　　　　　　　　　/´　　 　 (,＿ ＼.＼　　　　　　./ 　 / 　 　 　 |. ＼ソ　 　 　 　 ./´　　 　 (,＿ ＼.＼
　　　　　　.　　 　|　　/　　　　　＼＿ﾉ　 　 　　 （ 　y'　　　　　 .|　　　 　 　 　 　 |　　/　　　　　＼＿ﾉ



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　　　　　　　　　　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　 ／_ノ　 ｀⌒　＼
　　　　　_　　　　 .| （ ●) （ ⌒）　.|
　　　　 |　!　　　　|　（__人___）　 　|　　　　　　冬と言えば、鍋だろ。
　　 　 ｜ !　　　　|　 ｀ ⌒ ´　 　 .|
　　　　 |　!　　 ,.-,|　　　　　 　 　 | 　 　 　 　 常識的に考えて。
　　　._,ﾉ ┴、/ ,/ .|　　　　　　　 /
　　　.r　`二ヽ ） i　ヽ　 　 　 　 /
　　　.|　 ー、〉 /　　 〉　 　 　 <
　　　.|　　r_,j　j　/￣　　 ''￣　 ⌒ヽ
　　　.| 　 ）　ﾉ／ {　　　　　　　ｨ,　 }
　　 ﾉ　　　,/　　 |　　　　 　 　 |{　 |





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　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　　 ／　　⌒　　⌒　＼
　　　　　／ 　 　（⌒）　 （⌒） ＼
　　　 　 |　　 　　　　__´___　　　 |　　　　　僕はコタツですね。
　　 　 　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　,／
　　　　 　 /⌒ヽ 　　　　　　　ｨヽ
　　 　 　 / rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ
　　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,|
　　　　　|　ヽ〆 　 　 　 　 　 |´　|





　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　　　　　／（ ＞） 　（＜）＼
　　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　　　　　 |　　　　/| | | | |　　　　　| 　　　　　二人とも、まだまだ甘いお。
　　　　　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／
　　　　　 ／　　 ￣￣￣ 　　　　＼



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　　　　　　　　　　　　　ｌ| 　 　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　 　 　 　 　 .　-─‐-　､　　　 　 　 /
　　　　　　　　　 　 , ´　　　/　　　＼　　　　/　　 　 .＼_人人_从_从_人_人_∧_人_从_/／
　　　　　　　　　　/　ヽ 　 （●）　 　 ＼ 　 /　　　　 .＜　　　　　 　　　　　　　　　　 　 　 ＞
　　　　　　 　 　 ,　（●） ;＿_） 　 　 　 ヽ 　 　 　 . ＜　　　冬と言えば、雪山だお！　　　＞
＼　　　　 　 　 /　　 ､_ノ　　|　　　　 　 |　　　 　 　 .＜　　　　　 　　　　　　　　　　 　 　 ＞
　 ＼　 　 　 　 |　 　 　 ＼_ノ　　　　　 /　　 　 　 　 ／＾Y^^Y⌒Y^Y^Y^Y⌒∨^Y⌒Y^Y＼
　 　 ＼　　　　 ＼　　　　　　 　 　 　 <
　 　 　 ＼　　　　 `　ー r　 -‐'　　　　 '、　 　 　 　 　 　 /
　 　 　 　 ＼　　　　　　,'　 　 　 ／⌒ぅ ヽ 　 　 　 　 　 /
　 　 　 　 　 ＼　　　　/　 ｧ'´￣｀⌒´　　/ヽ　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　/　_人＿_ 　 　 　 /　 丶　　　　/
　　　　　　　　　　　　|/´　　 ／￣￣￣　　　 丶
　　　　　　　　　　 　 {　　 ／　　　　　　　 　 　 丶　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　｀T ´　　 　 　 　 　 　 　 　 丶　　　／
　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　 　 丶 ／
　￣　　―　　＿. 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　丶



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│　というわけで……　　....│
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　　　　　　　　　　　　ﾟ　　　　　　゜。　　　　　　　　　　　　　　　　◯
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　　　　　　　　　　　　　　o　　　　ο　　　　　　　　｡　°　　　　　ｏ
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│　俺たち４人は 雪山で絶賛遭難中だ。　 │
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　　　　　　　　　　　Ｏ　　　　　　　　　　°。
　　　　　　　　　　　　　　o　　　　ο　　　　　　　　｡　°　　　　　ｏ
　　　　ο　／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 O
　　　　　／　　 _ノ　　＼　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｡　゜　　　　　　　　　　　ﾟ゜　o
　　　　　|　　　（ ●）（●）　　　.゜
　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　　　　　　　　　　　　 Ｏ　　　　　｡
　　　　　|　　　 　 ｀`⌒´ﾉ　　　　　　　　　 ＿＿＿_　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　゜　.|　　　.　　　　　}　　｡ 　　　　　 ／　　 　 　＼　　　　ｏ　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　ヽ　　　　　　　.}　 　 　 　 　 ／　 _ ノ　　ヽ_. ＼ 　 　 　 　 　 ／　 _ ノ　　ヽ_. ＼
　　　　　　 ヽ　　　　　ノ　 　　　　 ／ 　　（●）　（●）　 ＼　 　 　 .／ 　　（●）　（●）　 ＼
　　　　　／　　　　　　＼　　　　　 |　　　　　（__人__） 　　　|　 　 　 |　　　　　 　　' 　　　　　|
　　　　 /　　/　　　　　}　| 　　　　 ＼＿　　　 `⌒´　　_／　　　 　 .＼＿　　　　⌒　　　_／
　　　　/　　/.　　　　　 |　|　　　　　／　　　　　　　　　ヽ　　　　　　 .／　　　　　　　　　ヽ
　　　　|　　|　　　　　　.| 　|　　　 　|　　|　　　　　　　　 |　　　◯　　.|　　|　　　　　　　　 |
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　　　　(_＿) 　　 |　　 |し__）　　　　ヽ　　ヽ 　　　　　 | |　　　　　　　ヽ　　ヽ 　　　　　 | |
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　　　　　　　 .：／　　　　＼： 　 . ο　　　　　　　　｡　°　　　　　ｏ
　　　　ο .：／ _ノ　iiiii ＼. ＼　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 O
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.　　 　 ： |　　　　（__人__）　　　 |： 　　　　うぅ…　寒いお…
　　 　 　 .＼　　　｀ ⌒´　　　／　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｡
.　　　　 　 / ⌒　/⌒Y⌒ヽ ヽ　　 　 　 　 .◯　　　　　　　　　　　ﾟ°
　　　゜　 ：|　　＼|　　.i　　ｲ　|　　　　　　　　　 　 　 　 ο　　　　　　　　　　　　　Ｏ
　　 　 　 .|＼　／ 　 人 　.＼!　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｏ
　　　　...：|　 ＼___／　 ＼__/：　　 　 .O
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.　　　　,---､　 　＼, 三_ノ ＼―、　　　　 .◯　　　　　　　　　　　ﾟ°
　　　゜.l　　　ｌ　 （●） 　（●） ＼ |　　　　　 　 　 　 　 .ο　　　　　　　　　　　　　Ｏ
　　　 .|　　 　|　 　 （__人__）　 　 | |
　　　 ..|　　　|　　　|!!il|!|!l|　　 ／ /　　　　 誰だお、雪山に行こうなんて言った奴は！
　　　　 .ゝ　　　　　|ｪｪｪｪ|　　　ノ
.　　　　　＼　　　　　　　　　／　　　　　　O
　　　　　 ./　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｏ
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　　　　　　　ｏ　　　　　　　ο　　　　　　　　　　　　　　｡
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　O　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡
　　　　　　　◯　　　　　　　　　　　o　　　　　　　°｡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　o
　　 .f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｏ
　　 .|　　 お前だ。　　|　　　　　.゜。　　　　　　　　　　　　　　　　◯
　　 .ゝ＿＿_　＿＿_ ノ　　　ﾟ　　　　　　　　　　°　　　　　　　　　　　　　　　。°｡
　　　　　 　 ∨　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 o 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　o　　　　ο　　　　　　　　｡　°　　　　　 .|　　やる夫君です。 　|
　　　　 . ／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　゜。 　 　 　 　 　 　 ゝ＿＿＿＿　 ＿＿_ ノ
　　　 .／ 　 　 　　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 ﾟ　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨　.o
　　　..|　　＼,　,／ 　 |　　　　　　Ｏ　　　　　　　　　　°。　　　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　 .!　（＿） （＿）　!　　　　　　　 　 o　　　　ο　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　＼
.　　 　 |　 （__人__） 　| 　 　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　＼
　　　゜ | 　　｀⌒´ 　 | 　 　 　 　 　 　r､／⌒　 ⌒＼ r､　　 　 　 　 ／ 　　＼　 　　／　　 ＼
　　　　..{ 　 　　　 　 } 　 　 　 　 　 　|:l1）○）::（○）（「l:| 　 　 　　　| 　 　（＿） 　　（＿）　ij　|
　 　 　 .ヽ 　 　 　 ノ 　 　　　　　 　 ﾉ｀ ｝::::）人（:::::（｛´ゝ､　　　 　　＼ 　　　　　´　　　　　／
　 .γ⌒ 　　　　　　 ⌒ｰ───''´`　'ｿﾉ　）ゝ（　　　しソ`ー──‐一′ 　　　 -　　 　　　ヽ、
　 .i　 ｲ　 　　　　　　　　 ,,-───--''´　　`ｰ´　 　 `''--───--､　 　　 　 　 　 　 　　 　i
　 .|　 | 　　　　　　　　　|　　　 (⌒)/　/　　　　　　 　 ＼　(⌒)　　　 | 　　　　　　　　　　　|　 |
　 .|　 |　　　　　　　　　 |　　　　ヽ __ソ　　　　　　　　　　ゝ__丿 　 　 |　　　 　 　 　　　　　| 　|



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│　だが、四方を銀幕で遮られた視界の中、俺たちはどうにか山小屋を見つけ出した。 　　..│
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･、. 　　/　ﾉ 　　 （　　　　）　　　　　　　｡　　　　　　　 ｡ﾟ　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｏ
ﾞ､＼ 　 i 　iﾟ　　.／`:;,,___ノ　　◯　　｡　　　　 　　 ﾟ
　＼`ｰ' 　 i　／／´　ｏ　　　 。 ｏ 　　　　　　ｏ　　　｡　　　　　　　　　 　 　 ｏ
　　 `\　 ◯" ,ノ　 　　 　　　｡　　 ........____......ｏ___...._____.....__........_　　　　　　 　 　 　 ○　｡ﾟ
　　　 i 　 ｡ ／　　　ｏ　 　 　 ｏ ,'"　　 　 ￣　　￣　　￣ｏ 　 　`､ 　 　 　 　 　 ｏ　　　｡ﾟ
ｏ　　 | 　 /ﾟ 　,i'⌒ヽ、 　ﾟ　　　,'　,ﾍ、。　◯ 　 o　 ,へ、　ｏ 　　`　　　　　 　 　 　 　 ｡
ﾞ､＼_ﾉ　　i ｏ （　　　 ） 　 　 　,'　ﾒ ﾍ 　 　 ｡　　　/　oへ、　 　　 `､　　　..｡
　` 、ﾞ 　 ﾉ　／`;;;;;_ノ 　 　 　,'　ﾒ /::`、 ｏ 　 　／ ／_____＼　　　　`､　　　　　◯　　ｏ
　　 \　　i,／／´　　　ｏ 　　,'　ﾒ /二:`、 　　　 i 　| |ロ|ロ| |　｡　 　 `､　 　 　　 　 　　ｏ
　　 i　 ◯／　　　　｡　　　 ,'　ﾒ /|iﾛiﾛ|`､　 。 　i.__|_|ロ|ロ|_|　 　　　　○　　　｡
　　/ 　 /　。 　 　 　 　 　,'　ﾒ /..|iﾛiﾛ|..`、 　 Ｏ 　 ￣￣￣　ｏ　　　　`､　　　　　｡　　＊
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ﾉ､.......,iｰ. ＿＿　 　 　 　 ....|..||　|$::::::::::|　| |二ニニ二ニニニ二ニニニ|`ｰ-､.,_.................................
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_,.｡-ｰ'''^　　　　　　　　　,.｡-ｰ'^"´　　　　　　　　　ｏ 　　 　　　　　ｏ
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┌──────────────────────────────┐
│　しかし、その山小屋の中には食料も燃料も照明すらなく、　　　　　 　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │
│　吹雪をしのげる屋根がついているだけという お粗末なものだった。　 　│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ● ●） l　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼||ｉ　　 0) ||
　　　　 　 　 　 ,っ ,　 、 、　　　　.（人__）　|　　 　 , -‐ノ　、 　 　 　 　 　 　 ＼.　　　 ||
　　 　 　 　 　 i　{● ●） ヽ 　 　 .ヽ　 　 ノ 　 　 / 　（● ●　　　　　　　　　　 ＼､　 ||
.　　　　　　　　ヽ.（人__）　ノ　 　 　 /　 　.ヽ　 　 .ゝ　　-'-ノ　　　　　　　　　　　　 ＼..||
　　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 ＼_　　 （|　　 |　|　 　 |　､/ ) 　 ヽ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　 　 　 .〉　 　 　 |-'　　 .ゝl 　し' 　 　 .`ー ′　.|)　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
.　　　　　　　　　 ιー 　　Ｊ　　　　｀(＿ﾉ　　　　..し'　　　Ｊ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
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４人？あと誰だろう

ん？　4人……？

┌─────────────────────────────────┐
│　俺たちは真っ暗な部屋の隅で　ガタガタと震えながら４人で固まっていたが、　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　この寒さではゆっくりと凍死するのを　待つだけのようなものだった。　　　 　 　 .|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣￣＼
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　　　　　　　　　　　 ＿＿__　　　　　　 　 　 　 .| ((○）) (（○）)|　　　　　 　 　 　 　 ＿＿__
　　　　　　　　　：／　　　　＼：　　 　 　 　 　 .：|　 （__人__)　　|　　　　　　　 　 ：／　　　　＼：
　　　　　　　 ：／ _ノ　iiiii ＼. ＼　　　　 　 　 　 |ヽ　|!il|!|!|　/ .|：　　　　　　 .：／ _ノ　iiiii ＼. ＼
　　　　　 　／ 　（○） 　（○） 　＼　 　 　 　 　 .|　　|ｪｪｪ|　 　}　　　　　　 ／ 　（○） 　（○） 　＼
　　　　　 ： |　　　　（__人__）　　　 |：　　　 　 　 ：ヽu　　　　　 }　　 　 　 .： |　　　　 ___'___　　　　 |：
　　　　 　　 ＼　　　｀ ⌒´　　　／　　　　　 　 　 .ヽ　　　　 ノ 　 　 　 　 　 ＼　　　`ー'´　　　／
　　　　　　　 / ⌒　/⌒Y⌒ヽ ヽ　　　　 　 　 ./ ⌒　/⌒Y⌒ヽ ヽ：　　 　 　 / ⌒　/⌒Y⌒ヽ ヽ
　　　　　 　：|　　＼|　　.i　　ｲ　|　　　　　　 .：|　　＼|　　.i　　ｲ　|　　　 　 .：|　　＼|　　.i　　ｲ　|
　　　　 　 　|＼　／ 　 人 　.＼!　　　　　 　 .|＼　／ 　 人 　.＼!　　 　 　 .|＼　／ 　 人 　.＼!
　　　　　 　 |　 ＼___／　 ＼__/：　　　　　　　|　 ＼___／　 ＼__/：　　　　　 |　 ＼___／　 ＼__/：
　　 　 　 　 |　　　　　　　　/　　　　　 　 　 .：|　　　　　　　　/　　　　 　 　 .|　　　　　　　　/
　　 　 　 　 |　　　　 　 　 /　　　　　　　　 　 |　　　　 　 　 /　　　　　 　 　 |　　　　 　 　 /


┌──────────────────────────┐
│　この小屋で朝まで眠ってしまうと、凍死は免れないだろう。　....│
└──────────────────────────┘



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┌───────────────┐
│　すると 誰かがある提案をした。　　│
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　　　 　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 　 　 ／ ⌒　　⌒＼　　 _＿
　 　 　 　 ／　（⌒）　 （⌒） ＼〈〈〈 ヽ
　 　 　 ／ 　 　　（__人__）　 　 〈⊃　 }　　　　　　そうだお！
　 　 　 |　　 　 　 `Y⌒y'´ 　 　 |　　 |
　　　　 ＼ 　 　 　 ﾞー ′　　 ,/　　 /　　　 　 　 やる夫にいい考えがあるお！
　　　　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨ 　 　 /
　　　　 / rｰ'ゝ　　　　　　　　　　 /
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　　　 ／
　　 　 |　ヽ〆　　　　　　　　　|



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┌─────────────────────────────────┐
│　その提案とは　部屋の角にひとりずつ立ち、誰か一人が壁伝いに移動して　　.│
└─────────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　 　 　　_＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　⌒　　ヽ_＼
　　　　　　　　　　 ／　｡（ ―）　（ ―）　ﾌｧｰ
　　　　　　　 　 ／　　　 ⌒（__人__）⌒ ＼　 ＿ノ⌒　　　　　　　　　　　　 　 ／￣￣＼　　　　　Z
　 　 　 　 　 　 l 　 　 　　　 |　 　ｌ^l^lｎ　 |　――、＿　　　　　　 　 　 　 .／　ヽ､_　　　＼　　　ｚ
　　　　　　　 　 ＼　　　　　 |r⊂ 　 　ﾉ／　⌒丶、　　　　　　　 　 　 　 （─）（─ ）　　　 .|　　ｚ
　　　　　　　 　 ／　　　　 　｀ーゝ 　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （__人__）　 　 　 .|
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　::::i　＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 (,｀⌒ ´ 　 　 　 |
　　　　　　　　/　　/　　　　　　　::::|＿/　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　　　　　|
　　　　　　　　＼／　　　　 　 　 　::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { 　 　 　　　..:/
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　::::|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ` ー　　　　 ＼
　　　　　　　　　　 i　　　　　＼　::::/　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　 ＿　　 　l
　　　　　　　　　　　＼　　　 　|::／　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 / ￣｀Ｙ´ 　 ヾ;/　 |
　　　＿＿＿＿＿ 　 |＼＿／/　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,|　 　　|　　 　|´　 ハ
　　　　　　　　　　　　 ＼＿／　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　 |　　　 |-‐'ｉ′l.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿ | 　 ＿| 　　７'′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （　　 （　￣ノ ｀ｰ-'　′＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼



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┌───────────────┐
│　次の角にいる人とタッチする。 　　.│
└───────────────┘


　　　　　　　 r-〈｀,
　　　　　　　 | 　', ',｀,
　　　 　 　 　 !　 ', ', ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　γ 〉-､
　　 　 　 　 　 l 　', ', ',　 　　`　　　　　　　　　　　　　　 　　　,ﾍ´ /　/
　 {｀ヽ 　 　 　 ｝　 ', ', ',　　　　 ＼ ,,_人､ノヽ　　　　　 　　　/ 丿/　/
　　',´ ヽ 　 　 / 　　　　｝　　　　 )ヽ　　　　（　　　　 　　 　/ / /　/
　 　',　　ヽ､_/　　　　　/　　-　＜　　　　　　 ＞─　　　　/ / / 　｛　　r'´ヽ
　　　ヽ　　　　　　　　/　　　　　　)　　　　　て　　　　 　 ｛　　　　 |　 　l　 l
　　 　 `,　　　 　　　〃　　　　　／^⌒`Y´^＼　　　　 　　|　　 ／ヽ_､ノヽ/
　　　　 ゝ 　　 　　 ,'　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　イ 　 　　 　 /
　　　　　ヽ　 　 　　!　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　|.　　ヽ　　　／
　　　　 　 ｌ 　 　　　ｌ　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　 　 /
　　　　 　 | 　　 　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　　　 　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　　 　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　! 　　　　|



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┌───────────────────┐
│　タッチされた人はまた壁伝いに移動して　　 .│
└───────────────────┘


　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　 　 ／ 　 ノ 　ヽ ＼
　　　　　　　　 　 |　 （ ●） （●）|
　　　　　　　　 　 |　 　 （__人__） |
　　　　　　　　　　| 　 　 ｀ ⌒´　|
　　　　　　　　　　 |　　　　　　　|
　　　　　　　　　 　 ヽ 　 　　　/
　　　　　　　　　　 _,,ゝ　　　 (,_
　　　　　　　　　/´　 `ー-一´｀ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿_　　　　 　　　Z
　　　　　　　　 /　　､　　　　　 ,　|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 ＼ 　　　　ｚ
　　　　　　　　/ 　 ﾉ　 　 　 　 |　 l　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／―　　―‐ 　 ＼　　ｚ
　　　　　　　 （ 　y'l　　　　　　 l_　|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／（― ）　（― ）　　　ヽ
　　　　　　　　ヽ　ヽ.　 　 　 　 |'　}　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | 　 　 　´　 　　 　　 　 |
　　　　　　　　　＼ｿ｀ー─‐一ヾ/　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　―　 　 　 　 ／､
　　　　　　　　　　 |　　　 ij　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /`ｰ------　　　　　 ∧
　　　　　　　　　 　 |　　　|. 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 ＿_ , -―-､ / 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　|　 　 | 　 l　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　/　　/　　　　/ 　 　 　 ∧
　　　　　　　　 　 　 i'　　,}　 ,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /￣￣￣￣￣￣　　 ∧　　　 i
　　 　 .＿＿＿＿　 l　　 |　/　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ . ヽ＿＿＿＿＿＿＿/　 ',　　　|
　　　　　　　　　　　 |,＿､|,/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ----‐''"´　 |　 　 　 i　　　l
　　　　　　　　 　 　 （ﾞ　　）)　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　 　 |　　　 |　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　 |　　　 |､　　　　_,,.-'′＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ --ﾍ ＿／　 ￣￣　　　　　 .＼



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┌─────────────┐
│　次の角の人にタッチする。　....│
└─────────────┘


　　　　　　　 r-〈｀,
　　　　　　　 | 　', ',｀,
　　　 　 　 　 !　 ', ', ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　γ 〉-､
　　 　 　 　 　 l 　', ', ',　 　　`　　　　　　　　　　　　　　 　　　,ﾍ´ /　/
　 {｀ヽ 　 　 　 ｝　 ', ', ',　　　　 ＼ ,,_人､ノヽ　　　　　 　　　/ 丿/　/
　　',´ ヽ 　 　 / 　　　　｝　　　　 )ヽ　　　　（　　　　 　　 　/ / /　/
　 　',　　ヽ､_/　　　　　/　　-　＜　　　　　　 ＞─　　　　/ / / 　｛　　r'´ヽ
　　　ヽ　　　　　　　　/　　　　　　)　　　　　て　　　　 　 ｛　　　　 |　 　l　 l
　　 　 `,　　　 　　　〃　　　　　／^⌒`Y´^＼　　　　 　　|　　 ／ヽ_､ノヽ/
　　　　 ゝ 　　 　　 ,'　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　イ 　 　　 　 /
　　　　　ヽ　 　 　　!　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　|.　　ヽ　　　／
　　　　 　 ｌ 　 　　　ｌ　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　 　 /
　　　　 　 | 　　 　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　　　 　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ　　　 　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　! 　　　　|



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┌─────────────────────────────┐
│　これをぐるぐると 吹雪がやむまでの間　し続けるというものである。　 |
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　　　　　／ 　　 （●）　（●）　＼
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┌───────────────────────────────────────┐
│　死にたくなかった俺達４人は、一心不乱に歩いてはタッチし、タッチされてはまた歩いた。　......│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ　　　 ｌ::::::::::::::.: ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 !:::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ｌ　　　 |::::::::::::.:. ｌ
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　　　　　　　　　　/　.ィ≦≧=- ､　　　､ ヽ.:.:.:.:.:.:.:ｌ.　　 /:::::::::::::.:.:ヽ
　　　　　　　　 　 ｌ<///////////ヽ､　 ヽ ｀ヽ.:.:.:.ｌ　　〈::::::::::::::::::::/
　　　　　.　　　 　 !//////////////ヽ　 ヽ　 ＼:ｌ　　 ｌ- ´ 　｀Y
　　　　　　　 　 　 V///////////////ヽ　＼　 ｌ!　　 |　　　　 ',
　　　　　.　 　 　 　 ＼///////////////＼　ヽ ｌ　　 ｌ　　　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　 ￣｀　 ＜////////V　　　｀　ー―　´
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀　ー－ ´



.

┌────────────────────────── ─ －‐‐
└────────────────────────────── ─ －‐‐

┌───────────────────────── ─ －‐‐
│
└────────────────────── ─ －‐‐
┌───────────────────
└─────────────── ─ －‐‐

┌───────────── ─ －‐‐
└───────── ─ －‐‐


┌────────────────┐
│　どれくらい繰り返したのだろうか。 　 .│
└────────────────┘


. ｏ ﾟ　　 i　 | 　　 ◯'⌒ヽ、 　 　 　 ﾟ｡　ｏ　　 　*　　　　　　　○　　　　　　 .、　　　　　　＊
･、. 　　/　ﾉ 　　 （　　　　）　　　　　　　｡　　　　　　　 ｡ﾟ　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｏ
ﾞ､＼ 　 i 　iﾟ　　.／`:;,,___ノ　　◯　　｡　　　　 　　 ﾟ
　＼`ｰ' 　 i　／／´　ｏ　　　 。 ｏ 　　　　　　ｏ　　　｡　　　　　　　　　 　 　 ｏ
　　 `\　 ◯" ,ノ　 　　 　　　｡　　 ........____......ｏ___...._____.....__........_　　　　　　 　 　 　 ○　｡ﾟ
　　　 i 　 ｡ ／　　　ｏ　 　 　 ｏ ,'"　　 　 ￣　　￣　　￣ｏ 　 　`､ 　 　 　 　 　 ｏ　　　｡ﾟ
ｏ　　 | 　 /ﾟ 　,i'⌒ヽ、 　ﾟ　　　,'　,ﾍ、。　◯ 　 o　 ,へ、　ｏ 　　`　　　　　 　 　 　 　 ｡
ﾞ､＼_ﾉ　　i ｏ （　　　 ） 　 　 　,'　ﾒ ﾍ 　 　 ｡　　　/　oへ、　 　　 `､　　　..｡
　` 、ﾞ 　 ﾉ　／`;;;;;_ノ 　 　 　,'　ﾒ /::`、 ｏ 　 　／ ／_____＼　　　　`､　　　　　◯　　ｏ
　　 \　　i,／／´　　　ｏ 　　,'　ﾒ /二:`、 　　　 i 　| |ロ|ロ| |　｡　 　 `､　 　 　　 　 　　ｏ
　　 i　 ◯／　　　　｡　　　 ,'　ﾒ /|iﾛiﾛ|`､　 。 　i.__|_|ロ|ロ|_|　 　　　　○　　　｡
　　/ 　 /　。 　 　 　 　 　,'　ﾒ /..|iﾛiﾛ|..`、 　 Ｏ 　 ￣￣￣　ｏ　　　　`､　　　　　｡　　＊
　./ 　 /　　　　○ ｏ 　　 i_/__/::::ニニ:::::`､___＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿`。　　ｏ
:::/ο　i　　　　　　 　 　 　 .| ||　\"￣ﾞﾞ\ﾟ | |ﾟ　ﾟ　ﾟ　ﾟ　ﾟ　°°ﾟ　ﾟ　ﾟ　°|°
..i　　　| 　 　Ｏ　 　 　 　 　 ０|　|o ＠:::| ｡０ﾆﾆ二ニ|ミ田田彡|ﾆﾆ二ニ|　　　｡　　　○
ﾉ､.......,iｰ. ＿＿　 　 　 　 ....|..||　|$::::::::::|　| |二ニニ二ニニニ二ニニニ|`ｰ-､.,_.................................
　　　　　,.＿,,,.,.,._.｡--ｰ―'''''^"´,｡=ｰ'^"´￣￣￣ｏ￣￣￣￣￣￣￣￣
_,.｡-ｰ'''^　　　　　　　　　,.｡-ｰ'^"´　　　　　　　　　ｏ 　　 　　　　　ｏ
　　　　　　　　　　 　 _,.-'"　　　　　　　 ..　　　　...　　　　　　　　　　　.. 　　　　　○
　　　　　　　　　　　／　　　....　　Ｏ　　　　....　　　　　　 　　　⌒
ﾟ.o　　　　　　　　　　　．。　ﾟ.　ﾟ



.

┌────────────────────────────┐
│　小屋の中を延々と回っていると、誰かがポツリとつぶやいた。　　...│
└────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　 ／　　 _,.ノ　 ヽ､_
　　　　　　　　　 　 ｜　 　 ( ○) (○）
　　　　　　　　　　　｜ U　　（___人__）　　　　　　なぁ、おかしくないか？
　　　　　　　　　　　 .|　　　　 ｀ ⌒´ﾉ__
　　　　　　　　　　　　|　　　　 _／ ￣＼ヽ
　 　 　 　　 　　 　　 人､ 　　'､／ ￣ ヽ　'､
　 　 　　 　 　　 _,／(:::::ヽ､　 __'-r´￣ヽ　 v
　　　_, ､ -― ''"::::::::::＼　:::::::::::::::j_γ　　　 |
　　/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ　　　 r、
　丿;;;;;;;;;;;:::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゞニﾆ彡〉,
. i ;;;;;;;;;;;;;;;;::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::( :::::::::::::::::∧^
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::∧i
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::|;;;;;:::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::∧|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丿;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::::::::::::v
;;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ ::::::::::::::::::ﾉ



.

┌─────────────┐
│　続けてもう一人も答えた。　　 │
└─────────────┘


　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／　　 　　＼
　　　　　 ／　　　ノ　　 ヽ＼
　　　　／　　u　（●）　（●）＼
　　　　|　　U　　　　 __´__　u　 |　　　　　えぇ……僕もそう思いました。
　　　　＼　 　　　 　`ー'´　 ／
　　　　　 ヽ　　　　　　　　<　∩ノ ⊃
　　　　　　|　⌒ヽ 　　　 i　|／ ＿ノ
　　　　　　|　ヽ　　＼　　／　／



.

┌──────────────────┐
│　そう、それは単純な落とし穴であった。　....│
└──────────────────┘


　　┌────────────┐
　　│④　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ③│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│①　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ②│
　　└────────────┘



.

┌──────────────┐
│　一人目が二人目にタッチし、 　 .│
└──────────────┘


　　┌────────────┐
　　│④　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ③│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 →①②│
　　└────────────┘



.

┌───────────────┐
│　二人目が三人目にタッチする。　....│
└───────────────┘

　　┌────────────┐
　　│④　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ③│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　②│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　↑│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　①│
　　└────────────┘



.

┌───────────────┐
│　三人目が四人目にタッチして、　.....│
└───────────────┘


　　┌────────────┐
　　│④③←　 　 　 　 　 　 　 　 ②│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　①│
　　└────────────┘



.

┌───────────────────────────┐
│　四人目が移動を終えた先には、誰もいない。　　　　　　　　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 │
│　これは、部屋の四隅に常に人がいなければ成り立たない。　 　 │
└───────────────────────────┘


　　┌────────────┐
　　│③　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ②│
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│↓　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　│④　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ①│
　　└────────────┘



.

┌─────────────────────┐
│　つまり、５人いないと成り立たないのである。　 　 │
└─────────────────────┘


　　　　　 　 　　., '´￣￣￣￣ `ヽ.
　　　　　 　　／　　　　　 　 　　　 ＼
　　　　 　 ／:::.　 　 _ ノ　 　　 　 ヽ_ ＼
　　　　　/:::::.　　　　　　　　　 　　 　　　ヽ
　　　　　!:::::::::.　　 （ ○)　　　 　 （○ ) 　!
　　　　　!::::::::::.　　 　 　 (___人___) 　 　 　!　　　　……一人、多くないかお？
　　　 　 ヽ::::::::...　u　　　 　　　　　 　 　 /
　　　　　　＼:::::..　　　　　　　 　　　　／
　　　　　　　/::::::::　　　　....::::::::::.....　　＼



.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　..─　　─　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|...（ ●）（● ） .│
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_　　　　　　 　 .|　 .（__人__）　...|　　　　　 　 　 ..＿＿＿_
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　＼　　　　　 　 |　　｀⌒ ´　　 |　　　　　 　 .／　　　　　＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　 ─　　 ─＼ 　 　 　 . ヽ　　 　　　　/　　　　　 .／─　　 ─ 　　＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　（ ●）　（ ●）ヽ　　　　　.ヽ　 　　　 /　　　　　／（● ）　（● ）　　　＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　 　 　 　 （__人__）　 　|　　　　　 >　 　　 <　　　 　 ..|　　 　___'___　　 　 　　　|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ／　　　　 　 |　　 　　 |　　　 　 .＼ 　　 　 　　　　　 　 ／
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ヽ　　　　 　 .|　　　 　 | 　 　 　 ..／　　　　　　　　　　　 ＼



.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ ─　　─ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　（ ●）（● ）　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　（__人__） 　│
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_　　　　　　 　 .| 　　｀⌒ ´　 　|　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　＼　　　　　 　 | 　 　 　 　 　 |　　　　　 　 .／　　　　　＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 ─　　 ─　＼ 　 　 　 . ヽ　　 　　　　/　　　　　 .／　─　　 ─ 　＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　（ ●）　（● ）　ヽ　　　　　.ヽ　 　　　 /　　　　　／　 （ ●）　（● ）　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 l 　 　 　 （__人__）　　 　|　　　　　 >　 　　 <　　　 　 ..|　 　　 　___'___　 　 　　 |
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　｀ ⌒´ 　　 ／　　　　 　 |　　 　　 |　　　 　 .＼ 　　 　 　　　　　 　 ／
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ヽ　　　　 　 .|　　　 　 | 　 　 　 ..／　　　　　　　　　　　 ＼



.

┌───────────────────────────────┐
│　その事実に気づいた俺達４人は、一目散に山小屋から逃げ出した。　　....│
└───────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_, -‐ ‐―- ､_　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,-'´　　;llｌ　　　　　｀ヽ　　　　　　　　　／／／／／／／／＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i'´､＿_,llllｌ､＿,ノ　　　 `.　　　　　　 ／／／／／／／／￣.＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i　 ｀ ､_,'''''''､_, -‐―　　i　　　 　 .／∠∠∠∠∠∠／　　　　. ＼＼
.　　　　　　._,　-―　――- ､_　　　　 　 .l　　　・　 　 　 　 ・　　 i　　　　 　 |::..... .　.. ..... .. ....|::. |￣￣| .::.|.￣
　　　　,-'´､＿,lllllllｌ､＿__,ノ. 　｀ヽ　　　　.|,,,,-=ラ　　 ヽ=‐-､__, 　l　　　　 　 |:: :　.:: ...::.::.: :. ...|:.: |ｏ　 ｜:. ||
　　 ／‐- ､_　 ''''''''　 _, --‐―　 ｀ヽ　　 .| 　l´　　　　　 　　l 　　|　 　 　 　 |;.,.,:;.;:,.;:,.,.,., ,. ,.,.,|;., |　 　 | .,,,|l
　 /　　　・　　　　　　　 ・　 　 　 　 ヽ　...l 　 `┬'´ヽ､＿_,ノ　l_,!.l　　　 　 .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　i　　,,,,-=＝　　　　 ヽ=‐-､__　　　　 l　 .! .Ｕ　|llllllllllllﾊ　 　 　 ,ﾉ
　l　　 　 　　 _｀____　　　　　　　　　　 l 　 `､　; |llllllllllllllﾊ　Ｕ,- ´｀ー～´｀:.､.
　!　　　　　　illliiiiiiiﾊ　 　 　 　 l_,!　　l.）　　　＞l.ヽ――-'　　　　 　　　　,ｨ::.＼
　ヽ、 .Ｕ　　 |llllllllllllﾊ　　　　　　　,ノ ヽ､_／　　｀￣￣　　　　　u :‐r～'´　ヽ_,ﾘ
　　　` ､_　 , |llllllllllllllﾊ　　Ｕ　 ,-'´, --､.＿＿＿ 　 　 　 　 　 　 .:.:.|
ﾊ　 　 　 ＞l ヽ――-'　　　　 `.., - '´､＿　　　u｀`ヽ､_　 　 　 　 .:.{
l　ヽ､_／　　｀￣￣ 　 　 　 . ／‐- ､_　　 ///`ー-―' ｀ヽ、　　　　.:.
ヽ　　 _,.‐i　　　 　 　 　 　 ./　　　 ・　`　　 　 -------　 ヽ　　　　 ﾍ
.　`‐'´　 .|　　　　 　 　 　 ,'　　三三ｧ　 　 　 __　 ・　　　　　`i.― -､　}
.　　　　　|　　　　　　　　 l 、 　　l　　 　 　 　 ヽミ=､　　　　　l 　 .｀　.:j
　　 　 　 l　　　　　 　 　 .Y　　　`ーr‐'^.､　　　l　　　　　　　 l　　ヽ_ノ
.　　　　　.l　　　　 　 　 　 ヽ、U　　 l////`ー '′　　 Ｕ　　 .,!　　　`．
　　　　　 .l、 　 　 　 .ﾊ 　 　 ヽ、 ,　l/////l　　　　　　　　 /:.:.ｊ ｀ｰ ィ'
.　 　 　 　 ヽ　　　　 .l　l　　 _,.. ‐ ｌ ﾑ＿＿ .l　　し　 _,　- '′
.　　 　 　 　 ヽ　　　 .l　ヽ'´　　　 `―-　　`′　　　 '-――ヽ、
　　 　 　 　 　 .ヽ、　 ヽ---―i　　　　　　　　　　　　 _, -―､　l
　　　　　　　　　　l　　i- ､＿_,'　　　　　　　　　　　　　l　　　 ヽ｣
　　　　 　 　 　 　 ヽ　`ー,　 i　　　　　　　　　　　　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　 　 　 　 　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',　　　　　　　　　 　 　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ　　　　　　　　r‐-､_　　　,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　　　　|　　　 　 /
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　　　　 .l　　i　_ノ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　　l`'ー---ヽ　l'´



.

┌─────────────────────────┐
│　外はまだ吹雪いていたが、幾分かは弱まっていたため　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 │
│　俺達は何とか下山することができた。　　　　　　　　 　 　 　 │
└─────────────────────────┘


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　 :　／　　　　 　 　 ＼ : : : : : 　 : : : : : :　 : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　　　　　　　　　　ヽ 　 .: : :
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::.._　　 __＿__ ........　　　　 　 　 　 　 .l　　　　　　 　 u. 　 l.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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ﾐ、::::::::|　 　 |:::::|　 ふもと . ｜:.:.:.:.:.:.:..ヽ　　　　　　　　　 l..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
｡ ｀丶｜　...::|:::::|.　　　 　 　 .|::::::::::::::::::::.ヽ　　　　　　　　 l ±;ivl.:ヾ,､__:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._,.
_　ﾞ　　|＿＿|:::└┬──┬┘ミ≧王W´..)　　　　 __,,..／.;, ナ:: ;<;,,:.,,,:￣千;,,＜:._/
.　:_　　 ||　|| べｙ. |_^Ｖ/,_○＜チ《 .　..／＝＝=､_〈...＾´｀＾ﾞ¨￣` 《:,,＋:.,,;:.|;,ミヾ;,＼
　.,　^＜iｺトｲ,､_,,_ |_r＜__; |;/.V/Ｍ`／　　　　　　　＼　　ﾟ　¨　..　 ＞ヾ＼ヽ＼V/
,。__;:-L:;.,_~:.:_　≫ - "￣　.　/　 ／　　　　　 　 　 　 ヽ　　 .”　　ゞヾＶゞヾ《ヾゝゞ
　 -　　~　　.　　:　　： `‘　　　'....ｉ　　　　　　　､　　　 . l　 :.　:イヾ＼＼Vゞヾ《巛＼
;,　　　`　 *　　　"　　　ﾟ　　　;,　.l ｉ　　 　 　 　 l　　 　 l . ,　チﾐ＜へ׉＼ハ}V
　　　　`　　　 :.　　.　　　。　　　.l .l　　　　　 　 l　　 　 l..ヾへ｀＼巛ぐﾍｲゞ＼ハ､
　　；　:..　　:.^　　;　　`　　’　/　l　l　　　　 　 . l　　 　 l .ヾ＼ｋへイんヾ<＼ゞ､ヾ
。 　　`　　*　 .:　　'　　"　　ﾞ　...l　l　　　　 　 . l　　　　l...巛ヾ＼Wミマへ` ＜､　ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　.l　　　　　　 ､　　　.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ .l　　　　　　 ヽ　　　ヽ



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┌────────────────────────── ─ －‐‐
└────────────────────────────── ─ －‐‐

┌───────────────────────── ─ －‐‐
│
└────────────────────── ─ －‐‐
┌───────────────────
└─────────────── ─ －‐‐

┌───────────── ─ －‐‐
└───────── ─ －‐‐


┌───────────────────────┐
│　後日、この話を知人にしても誰も信じてくれない。　　　│
└───────────────────────┘


　　　　　　　　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　　_,.ノ　 ヽ､_
.　　　　　　　　　｜　 　　( ●) (●）
　　　　　　　　　 ｜ 　　　 （___人__）　　　　　…ということがあったんですよ。
　　　　　　　　　　.|　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　 j　　　　　 　　|
　　　　　　　　　..ノヽ、　　　　, ノ　　　　　　　_
　 ,.　ｰ、一一´:::::::::::::≧ーｰ"7　　　 　 　 　 i' Y
. / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.｀-、　　　　 　 i　l　_
/ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ＞-､　　　|　lﾌ　ト､
.::::::::::::::::: !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ　　i／ ,.ｲ 丿
:::::::::::::::::: l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. v:: l　/　　i'r ´,.ｨ
:::::::::::::::::: l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: l::: l　j　 丿r´,.ｨ
:::::)::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::: 八　　　｀ﾁ





　　　 　 　 　 　 ______　　　　　　　　　 ________
　 　 　 　 　 　 {::t‐-､｀ヽ. 　 　 　,.r'´ _＿__,:::::}
　　　　 　 　 　 |::|　　.ヽ:::｀'､-─,':::::∠.,,._ ./:::;'
　　　　　　　　　',:'v '´ 　＼:::',__/:／.　　　7:::,'、
.　　　　　　 　 　 >ﾆﾆﾆ二ﾆ‐ﾞ┴,ェﾆ二二ン　 ヽ.
　　　　　　　　__/__r─ｧ'"´￣｀Y´￣｀ヽｰ-､　　　＼
　　　　　　　/　　ｒ＞ '"´￣　ア´￣￣｀"'' く￣＼　 ':,
　　　　　　　|_ｒ／　　　　 　/　　 　}　　.　 　 ＼r､}､ .ﾊ
　 　 　 　 ／./　/　 ./　 ／|　　　 ﾊ　 ,　 　 ヽ ｌ＼}､　}
　　　　　 { ｀7 　|　　|| 7-‐ ﾍ.　 |/　ﾚ'ｰ-!ﾊ 　 ',!　,＞､|
　　　　　 ＼| 　 |　　| rテ示　＼|　rテ示7 |　　|　 ﾄ､　＼
　　　 　　　ﾉ　_人　｜　ヒｿ 　 　 　 ヒソ　 |!　 |　 |　＼ｒ､}
　　　　　 ´￣7| / ＼|""　　　. 　 　 　 "" ;'　, ﾑ、' ﾍ　|ン
　　　　　　　/{.|'　　　{　　　　　　　　　　 /イｲ　 ﾊ, 　 人　　　　　　ふぅーん
　　　　　　 ; 　{　　 　ﾄ､　　 　 -　　　　／/　i 　　;i　'　　)
　　　 　 　 {　∧　 |　ヽ |＞ ､　　　,. イ|／ﾉ　| 　 八　_,ノ
　　　 　/＼,-‐､／!ﾚﾍ、」.｢二Τ｢二二!｀ヽ-､,--､/-┐(
.　　　　|｀ヽ!___,,!,'､.|　　ｒｧ,!::::::::| .|::::::::::::ヽ　　 !____!　 〈
　　　　 ',／/ .',＼/　 //::::::::::ノ ﾉ::::::::::::::::! 　/! 　 ヽノ
　　　 　　 ;' 　.!　　／/::::__／／::::::::::::::::::::`７! ':, 　;' ':,
　 　 　 　 {　 ﾉ　 / {r'.---‐'´:::::::::::::::::::::::::// 　)ノ　　}


　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ↑
　　　　　　　　　　　　　　　┌─┴──┐
　　　　　　　　　　　　　　　│　知 人　 │
　　　　　　　　　　　　　　　└────┘



.

┌───────────────────────────────┐
│　その後知ったことだが、全く同じような怪談が知れ渡っていたためだ。　　.│
└───────────────────────────────┘


　　 r======================== ､
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　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |
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　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |
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　　 |=========================|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　＿＿/r‐､　　 　 　 |　　その話、ネットで見たことあるわ。　 　|
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　_i´_ﾆ-´､　　 ,' ,' ヾi､　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ノ
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　 ＿＿_,. '´ .l l　 ｀ヽヽ　.i i　　 !i､
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |...::'´::::::::::::::/　　　l i　　　 ヾ､.!.!　　 l !.i､
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　[　 |:::::::::::::::::::i'　 　 　 ヾ、　　 ,.!;rヽ -‐'ノ ７!
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |.:::::::::::::::::::!　 　 　 　 ヾ-ﾆ-'ﾞ,. ､_,.'´i_ ノヾ、
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |.:::::::::::::r‐'　　　　　　　 ,-､r' 　 l'､ .i、,　ヽ i
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |.ヾ､::::::ゝ'ヽ、　　,.、_,.ノ　, l.',　 ,! ヽ!.',.l、 !l!
　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | l:{:l｀ ｰ i' 　 ｀¨´　 ,　　 ,l/ ヽ/　 　┃ l.ﾉー- ､
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┌───────────────────────────────────┐
│　俺達４人は真実を確かめるために、もう一度あの山小屋を訪れることにした。　　　.│
└───────────────────────────────────┘


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│　淡い記憶を辿っていくと、木々の開けた場所に 例の山小屋を見つけた。　　│
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　　 \　　i,／／´　　　 　 　 ,'　ﾒ /二:`、 　　　 i 　| |ロ|ロ| |　　　　..`､
　　 i　 　 ／　　　 　 　 　 .,'　ﾒ /|iﾛiﾛ|`､　　 　 i.__|_|ロ|ロ|_|　 　　　　`､
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_,.｡-ｰ'''^　　　　　　　　　,.｡-ｰ'^"´
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　　　ヽ 　 　 ノ
.　 　 /　　　 ヽ
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　　 （|　 　 　 |）
　　　.し 　　 Ｊ



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│　不気味に立つ山小屋の中へ　恐る恐る入った俺たちだったが、　..│
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三三|三三｢　　　　　＿＿__
三三|三三|　　　　´　　　　　｀ヽ
三三|三三l　 ／　　　　　　　　　＼
三三|三三|／　　　　　　　　 　　　 ＼
三三|三三|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 、
三三|三三|　─ ´　　　　　　　　　　　　,
三三|三三|（ ● ）　　 　 　 　 　 　 　 /
三三|三三　 　 　 　 　 .　 　 　 　 　 /
三三|三三|　　　　 　 　ヽ､　　　　 ／
三三|三三{ 　　,　　　（ ● ） 　 ／
三三|三三ゝ-イ.　　　　　 　 .∠__
三三|三三|　　 `一′ 　　／　　 　¨　､
三三|三三|　　　　　 　 ,ィ　　　　　　　　＼
三三|三三l＞- 　‐＜. ─ ´　　　　　　　　 ヽ.
三三|三三|^Ｙヽ　　　| ● ）　　　　　　　　　　',
三三|三三ﾚ'　∧　 　|　　　　　　　. 　 　 　 　 !
三三|三ﾆ（_／ / 　　 !　　 　 　 　 ヽ､ 　 　 　 |
三三|三└r―勹 　　{ 　　,　　　（ ● ）　　 　 j
三三|三三ｌ>７´　 　 ;ゝ-イ.　 　 　 　 　 　 　 /
三三|三三ト'　　　　/　 　 `一′　　　　　　 /
三三|三三|　　　　/　　 　 　 　 　 　 　 　 ノ



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│　その瞬間、とてつもないものを発見した。　....│
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　 i' | ゝ　　　　　　　　　　　 γ　 　 　 ﾉ　Ｌl、　　　　　　　　　　　l　/　 ノ　　　　　　　 　 　 　 ／ヽ　|
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　 ゝ.ﾉ／＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_| 　 |＿＿＿＿＿＿,. -―――――‐イ　 　 　　ｃｌ_ｌ_iゝ



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終わりです。

床が三角形の建物をまれに見ますが、デザイン性以外に利点があるのでしょうか…
材料が少なくてすむとかでしょうか？

それでは、縁があったら またいずれ。

おつです
これはこわいはなし（）に見せかけたこわいはなしだな、俺は詳しいんだ

乙
結局１人足りないまま……？

なんだこれ。モヤモヤする。

乙
誰か作中でツッコミ入れろや

乙でした。

きっとやる・やら・できの三人を見ている視点にいる人物（つまり読者視点）にいたんだよ
＞最後の一人

おや、加門七海さんの「三角屋敷」はご存じない？
オカルト好きには、くねくねとか八尺様みたいにコピペで広まらないと、
知名度は上がらないのかな？

"床が三角形の建物をまれに見ますが、デザイン性以外に利点があるのでしょうか…"

>>894
近所に2軒あるけどどちらも敷地の都合
Y字路とかで鋭角な三角形の狭い敷地に建てられてる

>>907
本物の心霊スポットでしょうか？
検索すると画像が出てきたので、すかさず閉じてしまいました。

>>908
あー、確かに。
敷地的な問題はありますね。